哲学ポーカー(Philosophy Poker (PP))とは、トランプのテキサス・ホールデムポーカーのように、哲学用語が記載された52枚のカードを使用し、プレイヤーそれぞれに配られた2枚のカードと、プレイヤー全員が共有する公開された”コミュニティカード”5枚、合計7枚で役を作り、チップをベットし、議論により勝敗を決定する競技です。
参加者
ディーラー:1名
プレイヤー:2~5名
Suit(スート)
ギリシャ語、英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、イタリア語、スペイン語、日本語の8種類
Card(カード)
スート毎に、哲学用語が記載された300枚のカード
ゲームの流れ
(1)ディーラーが全プレイヤーに同数のチップを配る
(2)ディーラーが「哲学ポーカーマシーン」により、8種類のスートの中から4種類を選択し、試合で使用するスートを決定する。
(3)ディーラーが「哲学ポーカーマシーン」により、300枚のカードから13枚を選択し、試合で使用するカードを決定する。
(4)ディーラーが「哲学ポーカーマシーン」により、ディーラーボタン(ベッティングアクションの順番を決める目印)を決定する。
(5)ディーラーが全プレイヤーに同数のチップを配る
(6)プリフロップ開始:ディーラーが全プレイヤーに2枚ずつカードを伏せて配る
(7)スモール・ブラインド(ディーラーボタンの左隣のプレイヤー)がテーブルレート(最低賭け額)の半額を賭ける
(8)プリフロップ終了:全プレイヤーがカードを確認し、順番にベット(コール、レイズ、フォールド)する
(9)フロップ開始:ディーラーが場の中央に3枚のカードを公開して並べる
(10)フロップ終了:全プレイヤーが手持ちの2枚のカードと公開カード(3枚)を確認し、順番にベット(コール、レイズ、フォールド)する
(11)ターン開始:ディーラーが場の中央に4枚目のカードを公開して並べる
(12)ターン終了:全プレイヤーが手持ちの2枚のカードと公開カード(4枚)を確認し、順番にベット(コール、レイズ、フォールド)する
(13)リバー開始:ディーラーが場の中央に5枚目のカードを公開して並べる
(14)リバー終了:全プレイヤーが手持ちの2枚のカードと公開カード(5枚)を確認し、順番にベット(コール、レイズ、フォールド)する
(15)ショーダウン開始:フォールドしていないプレイヤーは、順番に手持ちカードを公開する
(16)ディーラーが「哲学ポーカーマシーン」により、今回選択されたカードの情報(4種類のスートと哲学用語が記載された13枚のカード)を公開する
(17)フォールドしていないプレイヤーは、順番に自分の役を宣言する
(18)フォールドしていないプレイヤー同士は、議論を戦わせ、プレイヤーの役の優劣を決定する
(19)ショーダウン終了:最も強い役のプレイヤーが掛けたチップを総取りする
以降、(6)~(19)を繰り返す
ルール
(1)トランプのテキサス・ホールデムポーカーのように、4スート、52枚のカードを使用し、プレイヤーそれぞれに配られた2枚のカードと、プレイヤー全員が共有する公開された”コミュニティカード”5枚、合計7枚で役を作り、チップをベットし、議論により勝敗を決定する
(2)ベットのアクション
①コール:前の人と同じ額のチップをベットすること
②レイズ:前の人のベット額にさらに上乗せして、ベットすること
③フォールド:勝負せずに、このゲームから降りること。以後、このゲームには参加できない
(3)役(弱い順)
①ワンペアー:同じ哲学用語のカードが2枚あること。哲学用語の優劣は議論で決定される
②ツーペアー:同じ2枚の哲学用語のカードの組合せが2組あること。哲学用語の優劣は議論で決定される
③スリーカード:同じ哲学用語のカードが3枚あること。哲学用語の優劣は議論で決定される
④ストレート:スートに関係なく、連続する哲学用語が5枚あること。哲学用語の連続と優劣は議論で決定される
⑤フラッシュ:哲学用語に関係なく、同じスートが5枚あること。哲学用語の優劣は議論で決定される
⑥フルハウス:スリーカードとワンペアの組合せ。スリーカードの優劣は議論で決定される
⑦フォーカード:同じ哲学用語のカードが4枚あること。哲学用語の優劣は議論で決定される
⑧ストレートフラッシュ:ストレートとフラッシュの組合せ。哲学用語の優劣は議論で決定される
⑨ロイヤルストレートフラッシュ:最強の哲学用語5枚で構成されるストレートフラッシュの組合せ。哲学用語の優劣は議論で決定される
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